弦楽器励振装置とは
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商品について
Strings Soundは、バイオリンやチェロ、弦楽四重奏などの生演奏の感動を自宅でも再現するために開発された画期的な弦楽器励振装置です。
従来のスピーカーを使わず、弦楽器本体にこの装置を装着し、両端についている円板の部分でオーディオ信号を振動に変換します。その振動を受けた中央のアーム部分が特許技術を活かして弦を励振します。この動作により、弦自体が動き、実際に弓で引いた時に近いリアルな響きを生み出します。
アンプを接続することで、楽音が弦に伝わり、弦楽器が本来の音色を豊かに放射します。これにより、スピーカーでは再現できなかった生演奏の迫力や繊細さを、まるで目の前で演奏しているかのように体感することが可能です。
Strings Soundの特徴
Strings Sound の最大の特徴は、生演奏と同じように4本の弦全てを加振する、特許を取得している独自技術にあります。バイオリンの生演奏の響きは非常に複雑です。弓で弦を擦ることで発生した弦振動がボディ各部を励振し３次元空間に演奏音を放射します。この演奏音の放射方向や強さは演奏者の技量にも依存して大きく変化しバイオリンの豊かで力強い響きとなります。写真１は生演奏音の放射指向性の変化を示します。
多くの一般的な装置では1本の弦や駒のみを加振しますが、Strings Sound はすべての弦を同時に振動させることで、よりリアルで繊細な弦楽器の響きを再現します。この技術により、従来のスピーカーでは再現できない、生演奏に近い豊かで奥行きのある音を体感できます。
さらに、Strings Soundを複数の楽器に取り付けることで、ステージに広がる各楽器の豊かな響きを自宅でも楽しむことができます。
Research Story
研究秘話
Strings Soundの開発は、多くのクラシック音楽愛好家が抱く「自宅で本物の弦楽器の音を楽しみたい」という想いから始まりました。従来のスピーカーでは、バイオリンやチェロなどの弦楽器が持つ複雑な音響特性を再現することが非常に難しく、その豊かで奥深い響きは十分に表現できないという課題がありました。弦の微細な振動、楽器本体の共鳴、そしてその音が空間に放たれる際の三次元的な広がりといった要素は、従来の音響機器では完全には再現できません。この問題を解決するため、私たちの開発チームは「弦そのものを振動させる」という全く新しいアプローチに挑戦しました。
技術的な困難は数多くありましたが、生演奏と同じように4本の弦すべてを振動させる方式を採用し、最終的に特許を取得することができました。この革新的な装置は、音楽と技術の融合を象徴する製品であり、自宅で生演奏の感動を再現できるという、これまでにない体験を提供します。Strings Soundは、クラシック音楽愛好家や演奏家にとって、日常の中で生演奏の美しさを楽しむための理想的なソリューションとなっています。この製品には、音楽への深い愛情と、技術を駆使してその感動を日常に届けたいという情熱が込められています。